オープンチャットのルーム運営を始めてから早2ヶ月が経ちますが、自分が運営しているルームと、他の方が運営されているルームの状況を見てきた中で、活気が長続きしやすいルームの、たったひとつの共通点が見えてきました。
キーワードは、「1人と1人をつなぐ。」
今回はオープンチャットで活気が持続しやすいルームの特徴と、活気を持続させるのがむずかしいルームと、そこから学ぶ活気を長続きさせるルーム運営の方法についてを紹介してみたいと思います。
キーワードは”ひとり”と”ひとり”をつなぐ
オープンチャットの先行利用開始から、色々なルームに参加させてもらい、また色々なルームを運営して来た中で見えてた、オプチャで活気が継続しやすい人気のルームの法則と言いますか、オープンチャットと相性の良いカテゴリのルームともいえる、たったひとつの法則は、”ひとりとひとりをつなぐルーム”が共通して活気が持続しやすいということに気付きました。
ひとりとひとりの趣味をつなぐ
- 釣り
- キャンプ
- 登山
- 鉄道写真
- サーフィン
- ロードバイク
- などなど
ひとりで活動することが多いのだけれど、めっちゃこだわってる系の趣味なんかは、周りには趣味の話で共感できる人は少ないし、だけどめっちゃこだわってるの誰かに伝えたり共感したい!なんてルームはどうしたって盛り上がっちゃいますね!
「朝の片貝の波めっちゃ良かった!」「五の池小屋めっちゃ最高だった!」「こだわりのキャンプ飯見て!」「今日の釣り果報告!」「相棒のカメラ紹介」なんて感動もやっぱり共有したいですよね!
ひとりとひとりのビジネスをつなぐ
- クラウドソーシング
- 個人輸入ビジネス
- トレーダー
- ブロガー
- テレワーク
仕事柄、普段あまり人との交流を持つ機会がないのだけれど、個人でやられている分、逆に色々な情報を共有したい人にとっては、オープンチャットはとってもありがたいコミュニケーションの場となっているのではないかと思います。
ただ一点、ビジネス交流を目的とした出会いはオープンチャットの規約としても規制されているのですが、ぼく自身もこれには問題を感じています。
ぼくが運営しているあるひとつのルームを事例に上げますが、ビジネス系のルームの場合には、仲が良くなって来るとどうしてもビジネス交流をしたい!って流れになってきてしまいます。これはどうしても仕方がない事だとは思うのですが、ここに問題があります。
それは、「だます気がなくても全員が必儲かりはしないこと!」
もしビジネスの交流を実際に持ったとして、その場合に相手にだます気がなくても、損をしてしまう人は必ずいます。そうなった時の責任の所在はどこかというと、それはオープンチャットにはないのですが、ここら辺のトラブルになると事が大きくなる可能性もあり、これを避けるには、実際に会ってのビジネス交流は規制されるべきかなとぼくも考えます。
ソーシャルマイノリティをつなぐ
周りに同じ状況を共有できる人が中々いない、ソーシャルマイノリティの方にとっても、オープンチャットは素晴らしいコミュニケーションツールになると実感しています。
そのほか活気が持続しやすいのは
常に外部から時事的な情報が入ってくるようなジャンルは、常に提供される新鮮な情報を元にトークができるので、運営は比較的にうまくいくのではないでしょうか。
逆に言えば、常に新しい話題にとぼしいジャンルだったり、管理人の考え方を主体に人が集まっているルームでは、管理人さんの負担は大きくなってしまうのではないでしょうか。
運営がむずかしいルームとは
ファンクラブ系はむずかしい?
例えば「阿部寛」を例にしますが、ファンクラブ系のルームの特徴として、ルームに入ってしばらくの間が盛り上がりの華で終わってしまうケースが多いです。
まずルームに参加して、自分と同じ阿部寛さんのファンがたくさんいる事を知り、阿部寛についてどれくらい好きなのかを、メンバーさん同士で思いっきり語ります。
その次は?
一度「自分はこれくらい阿部寛さんが好き!」っていう感情を共有してしまえば、特に話題がなくなってしまうのです。
テレビになんか出ればそれは別ですよ。その時はまたルームのメンバーさん同士で阿部寛さんについて語り合うことでしょう。
つまり、常に外部から話題が提供され続けている以外のジャンルのルームを運営する事は、なかなか難しいのです。
ルームの活気を継続させる3つの方法
1.定期的に関連ニュースのリンクを貼る
これが一番簡単で効果がある方法かと思うのですが、管理人さんが自分でいろいろ考えて話題を振るのも大変なので、ニュースソースをルームに投下するのは、ひとつの有効な方法ではないでしょうか。
2.メンバーさんが抜けた分を常に補充する
メンバーさんの数が目減りしていくと、「なんだか過疎ってきた…。」とメンバーさんも感じ始めてしまいます。
その過疎り感を与えないために有効な方法として、メンバーさんが減った分を常に補充し続ける方法があります。
これには新しいメンバーさんが入ることで、一時的ですがチャットが盛り上がる傾向にあるので、カンフル剤のような形ですがルームの盛り上がりを持続させるための一因にはなると思います。
3.アンケート機能を活用してメンバーさんの意見を取り入れる
オープンチャットにはアンケート機能があるので、それを活用しない手はありません。アンケート機能を活用することで、メンバーさんの意見を取り入れながらルームを運営していくのは重要かもしれません。
一度ROMってしまったメンバーさんは二度と出て来てくれない
どんなに活発にトークに入ってくれていたメンバーさんでさえも、一度ROM専になってしまうと何をしても顔を出してくれなくなってしまう場合がとても多いです。
「あんなに参加してくれていたいのにさみしいな。。」
そう思っても、一度ROMになってしまったメンバーさんはもう顔を出してくれません。なるべくメンバーさんがROM専になってしまわない方法としては、ルームを常に活発にしておく必要があります。
また、それぞれのルームにはそれぞれに丁度良い人数があるので、メンバーさんが増えすぎてしまう事で発言しずらくなりROMになってしまうメンバーさんも多いので、メンバーさんを増やす場合はアンケートを取ることでメンバーさんの意向を取る入れながらルームを運営していくのが良いかもしれません。
ROM率よりも既読数
ROMはまだ大丈夫だけど問題は既読数
ROM専の人が増えてくると焦る管理人さんも多いかも知れませんが、一番の問題はROM率よりも既読数です。
まずROM専の人にも段階があって、当然、時間帯にもよりますが、10分以内に付く既読数は「ROMだけどルームにかなり関心を持ってくれている人数」と取っても良いでしょう。
次が、数時間での既読数をみて「ROM専だけどトークを読む形で参加してくれているメンバーさん」の人数が大体わかります。
最後が、一日単位で見たときの既読数で、ルームから抜けずらいけど一応いる人数や、単純に未読をクリアしているだけのメンバーさんの人数を推し量ることができます。
ぼくはこの数字を見るために、特につぶやくことがない場言は、ルームに定期的にスタンプを貼ることで既読数の確認をしています。当然コミュニケーションを目的とした部分は大きいですが。
また、この場合に比較する数字は、同じ時間帯にスタンプを貼った場合の、同じ経過時間で見た時の既読数の推移を比較することで、その数字を比べることでルームの状態の目には見えない変化を推測することが可能になります。
ROM専のひとって何考えてるの?
管理人にも活発に発言しているメンバーさんにも同じことが言えますが、ROM専が多くなると「ROM専なんのためにいるんだよ!」、「いるんなら何かしゃべれよ!」って思う人は多いんじゃないかなって思います。また不気味に感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
ぼくもこのアンケートを取るまではそう思っていました。
グループトークに参加していますか?
グループを抜けないのだからそうだよなって思っていましたが、やっぱり数字にして見えないと不安ですよね。
オープンチャットにはアンケート機能があるので、アンケートを取ってメンバーさんの意向を取り入れながら運営していくのも良いかも知れません。
見えない数字を取る方法
オープンチャットでアンケートを実施したときに、アンケートに答えてもらうことで得た回答結果のほかにも、それと同時に重要な数字を取ることができます。
それは「アンケートの回答数」です。
アンケートの回答数には、時間の経過ごとの既読数で推測したルームへの参加度合いを測る以上に明確な、積極的にルームに参加してくれているROM専のメンバーさんの人数を見ることができます。
実際にROM専で楽しんでくれているメンバーさんの人数はこれよりも多くなりますが、定期的にアンケートを実施することによって、アンケートの得票数の推移を比較すれば、メンバーさんのルームへの参加度合いの変化を伺うことができるでしょう。