夕暮れと共に目覚める歓楽街、バングラ通り。爆音の音楽、ネオンの光、人々の熱気が渾然一体となって作り出す独特の雰囲気は、まさにプーケットの夜の顔を象徴しています。初詣の参道のような人の密度と、巨大スクリーンや看板のまばゆい光が、非日常的な空間を演出しています。
バングラ通りの基本情報
ベストタイミング
屋台グルメを楽しむなら比較的早い時間がおすすめですが、ホテルや他のレストランで夕食を済ませてからの訪問なら、8時か9時頃がベストタイミング。夜になるとセントラルやジャンセロンの前にも屋台が軒を連ね、通りはネオンの光と音楽で溢れかえります。まさにナイトライフのメインステージの幕開けです。
エンターテインメント
ストリートパフォーマンスも見どころの一つ:
- マイケル・ジャクソンのものまねパフォーマー
- コミカルなスパイダーマン
- その他様々なパフォーマーたち
通りを歩いていると、本物さながらのマイケル・ジャクソンのダンスパフォーマンスに出会えます。また、コミカルな音楽に合わせて独特な動きで観客を楽しませるスパイダーマンなど、思わず足を止めて見入ってしまうようなストリートパフォーマンスが、通りの賑わいをより一層盛り上げています。
夜の楽しみ方
パブ&クラブシーン
興味深い対比が見られます:
パブの様子
- どの店も超満員
- 生演奏で盛り上がる
- 観光客で賑わう
どのパブも生バンドによる洋楽の演奏と歌で大いに盛り上がっていて、入るのも大変なほどの超満員状態。ドリンク1杯だけでも楽しめるので、ハシゴしながらそれぞれのパブの雰囲気を味わうのがおすすめです。
クラブは意外とすいている
- 意外なほどの空き具合
- 入場料無料というお得感
- イリュージョンクラブでの体験
- ドリンク価格(レッドブル200バーツ程度)
- 2024年1月時点ではクラブの中にマリファナショップも
- まさに「音楽と共に楽しむ」スタイル ※法規制により現在は変更の可能性あり
パブの賑わいとは対照的に、クラブは意外なほど空いていました。入場料無料で、レッドブル一本(200バーツ程度)だけでも楽しめるので、パブの熱気に疲れたら、今度は、クラブで踊りまくるのも良いかもしれません。2024年1月時点では、クラブの入り口を入ったところにマリファナショップがあったのも驚きでした。
パブでは洋楽の生演奏と生歌が楽しめ、どの店も超満員の大盛況。対照的にクラブは空いていて、もったいないほどの穴場的存在でした。1杯のドリンクオーダーだけでOKなので、複数の店を巡ってバングラ通りならではの雰囲気を味わうのがおすすめです。
屋台グルメエリア
バングラ通りの屋台の雰囲気
- 両サイドに屋台が立ち並ぶ
- 中央にテーブル&チェア配置
- 屋台村のような賑わい
夜になると屋台街は、まるでタイの路上フードコートのような雰囲気に変貌します。両サイドにずらりと並ぶ屋台からは調理の香りが漂い、中央に設置されたテーブルは常に満席の賑わい。特に印象的だったのが、巨大スクリーンやネオンが照らす中での屋台グルメ体験。食べ物を選びながら通りを歩くだけでも楽しい、まさにナイトマーケットならではの活気に満ちた空間でした。セントラルやジャンセロンの前にも屋台が出て、歩いているだけでも楽しい雰囲気です。
豊富なメニュー
- 海鮮料理
- 生きた魚やエビのいけす
- 氷上に並ぶ新鮮魚介類 (注意:氷上の海鮮は鮮度が不明なため要注意)
- その他の料理
- タイ料理各種
- バーベキュー&串焼き
- ドリンク類
屋台エリアは両サイドに店が立ち並び、中央にテーブルと椅子が配置された賑やかな空間。特に印象的だったのが、まるでジブリ映画「天空の城ラピュタ」でドーラが食べていたような巨大エビの存在。氷の上に並べられた海鮮類は鮮度が気になるため今回は見送りましたが、タイ料理やバーベキュー、串焼きなど、様々な屋台グルメが並び、活気あふれる雰囲気を作り出していました。
安全面での注意点
実際の治安は良好ですが、以下の点に注意が必要:
深夜の移動
- タクシーやトゥクトゥクの利用推奨
- 夜道の一人歩きは避ける
実際の治安は予想以上に良好でしたが、バングラ通りからホテルへの帰り道は、安全のためトゥクトゥクやタクシーの利用をおすすめします。パスポート原本はホテルの金庫に預け、コピーを持ち歩くなどの基本的な注意があれば、十分に安心して夜遊びを楽しむことができます。
飲食の注意点
- 氷上の海鮮は慎重に
- 屋台選びは人の入りを確認
- 清潔感のある店舗を選択
派手に並べられた氷の上の巨大エビは、思わず写真を撮りたくなるほど魅力的でしたが、氷の上に置かれてからどのくらい経っているのか分からず、食べるのは控えめにしました。夜市の屋台選びは、現地の人や観光客で賑わっているお店を選ぶのが無難。また、ホテルのプールサイドバーのスイカスムージーは安心して楽しめましたが、屋台のジュースは氷の衛生面が気になるので、避けておくのが賢明です。5泊6日の限られた滞在なので、体調を崩すリスクは極力避けたいところです。
おすすめの楽しみ方
タイムスケジュール例
- 19:00- ディナー
- 20:00- ストリートパフォーマンス観賞
- 21:00- パブでの生演奏
- 22:00- クラブ体験 ※深夜の帰りは必ず車両を利用
これが理想的なプランですが、実際には体力との相談になります。私たちも毎晩この予定でバングラ通りを楽しもうと思っていましたが、日中の観光での疲れもあり、結局1日しか夜遊びを満喫できませんでした。
特に到着日は、バーンリムパでの夕食後にバングラ通りへ行く予定でしたが断念。無理のない範囲で楽しむのがコツです。クラブは人も少なくゆったりと過ごせるので、パブの喧騒に疲れたら、クラブでゆっくり過ごすのもおすすめです。深夜の帰りはGrabかトゥクトゥクを利用するのが鉄則。徒歩での帰宅は避けましょう。
予算の目安
- パブでのドリンク:150バーツ~
- クラブのドリンク:200バーツ~
- 屋台での食事:1000バーツくらい
- 帰りのタクシー代:パトンエリアなら200~300バーツ
クラブは入場料無料で、ドリンク1杯の注文だけで楽しめるのが嬉しいポイント。パブやクラブは基本的にドリンク1杯からOKなので、いろいろな店を気軽にはしご酒感覚で楽しめます。帰りの交通費は必須なので、300バーツ程度は確保しておきましょう。バングラ通りの物価は観光地価格とはいえ、日本の繁華街と比べるとリーズナブルに楽しめます。
まとめ:バングラ通りを120%楽しむコツ
- 日が落ちてから訪問
- 帰りの交通手段を確保
- 飲食は慎重に選択
- パブの混雑を避ける時間帯の把握
- 予算に応じた店舗選び
パリピ天国とも言えるバングラ通り。一度は体験したい独特の雰囲気と、適度な注意点を押さえれば、プーケット旅行の素晴らしい思い出になることでしょう。
いかがでしょうか?バングラ通りの雰囲気や具体的な情報を盛り込んでみました。追加や修正が必要な点がありましたら、お知らせください。特に、パブやクラブでのドリンク価格帯や、帰りのタクシー代など、具体的な金額情報があれば、より実用的な情報になると思います。