この記事で分かること
- MSCベリッシマにあるプールの種類と基本特徴(海水かどうか、屋内外の違い、水温など)
- 各プール(アトモスフィアプール、ホライゾンプール、グランドキャニオンプール、アリゾナ・アクアパーク)やジャグジーの場所と特色
- プール周辺の設備(プールサイドのバー、タオルの貸出・交換場所、シャワー設備など)
- プールを快適に楽しむコツ(季節や航路による注意点、寒い時期の対策、デッキチェアでのんびり過ごす方法)
MSCベリッシマのプールの基本情報
MSCベリッシマには大小さまざまなプールがあり、すべて海水プールです。ジャグジーのみ塩素のにおいがするため真水の可能性があります。そのため、目に水が入ると少ししみる感じがありますので、子どもが泳ぐ場合などはゴーグルがあると安心です。また海水なので泳いだ後は肌がベタつくこともありますが、プール横にシャワーが付いているのでしっかり流せます。
プールには屋外プールと屋内プールがあります。屋外プールは開放的な雰囲気で眺めが良く、晴れた日は海上の太陽の下で気持ちよく泳げます。ただし遮るものがない分、夏場は日差しが強いので日焼け止め対策は必須です。一方、屋内プール(グランドキャニオンプール)は可動式の屋根付きで多少の寒さや雨天でも利用しやすく、天候や気温に左右されにくい利点があります。実際、外の天候がいまいち寒い時でも屋内プールなら遊べるケースが多く、冬のクルーズでは屋内プールが子ども連れに大人気でした。
水温については、季節や航路にもよりますがプールの水温はやや低めに感じる人が多いようです。冬の沖縄クルーズ時の計測では、屋外プールは28℃、屋内プールは31℃に設定されていました。28℃前後だと日本の温水プールとしては少し涼しく感じるかもしれません。ただし気温が低い時期でも、水の中にいる間はある程度大丈夫との声もあります。プールサイドにあるジャグジー(泡風呂)の温度はお風呂くらいの暖かさで、冷えた体を温めるのにちょうど良いと評判です(日本の湯船よりは少し低めですが、長く浸かっていられる快適な温度です)。プールで体が冷えたらジャグジーで温まりつつ休憩すると良いでしょう。
なお、ベリッシマのプールは日本の一般的なプールよりも水深が深めに作られています。大人でも足が届かない最大1.8m程度の深さがある箇所もあります。小さなお子さんが遊ぶ際は浮き輪やアームヘルパー(腕用浮き具)を用意してあげると安心です。船には浮き輪の貸し出しは基本ないため、必要なら自分で持参しましょう。監視員もいますが、子どもがいきなり浮き具なしで飛び込んだりしないよう注意して見守ってくださいね。
更衣室やロッカーは基本的にありません。水着は客室で着替えて、その上に上着やバスローブを羽織ってプールデッキへ行くスタイルになります。荷物や服はプールサイドのデッキチェアに置いておけます。貴重品は客室のセーフティボックスに預け、必要最低限の物だけ持って行くと安心でしょう。
各プールの紹介(屋外・屋内プールとウォータースライダー)
アトモスフィアプール(デッキ15中央)~メインプール~
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アトモスフィアプールはベリッシマのメインプールで、船の中心(デッキ15中央)にあります。プールサイドの面積が乗客1人あたり約10㎡と非常に広くとられており、海の上とは思えない開放的な空間になっています。プールの横には巨大なスクリーンが設置されていて、昼間は音楽や映像が流れ、イベントが頻繁に開催される賑やかなエリアです。夜は美しいライトアップが施され、日が沈んだ後でも思わず立ち寄りたくなる雰囲気の良さがあります。
プール自体も船内で最大で、横に長くしっかり泳げるサイズです。ただし水深は約1.6~1.8mと深めで、大人でも足が届かない場所があります。プール中央部には一部浅くなっているエリアもあり、そこでは大人と一緒に小さな子が遊んでいる姿も見られました。とはいえ基本的には大人向けの深さなので、小さなお子さん連れの場合は目を離さないよう注意してください。
プールの周囲は360度デッキチェア(ビーチベッド)で囲まれており、上階からも眺められる構造になっています。そのためいつも誰かに見られているような船内一注目度の高いプールでもあります。人が多く活気がありますので、「みんなでワイワイ盛り上がるプールを楽しみたい!」という時にぴったりです。逆に落ち着いて泳ぎたい場合は後述のホライズンプールなど別のプールを選ぶのも良いでしょう。
周辺設備:メインプール周りのバー&施設
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アトモスフィアプールのすぐ脇にはプールサイドバー(アトモスフィアバー)が併設されています。カウンターでカクテルやソフトドリンクを注文でき、海風に当たりながら一杯飲むのは格別です。
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すぐ隣にはタオル交換所もあり、客室から持ってきたタオルを濡れた後に新しいものに交換してもらえます。また、ジェラートやアイスを販売するスタンドも近くにあり(有料)、泳いだ後に冷たいアイスを楽しむこともできます。プール脇には簡易シャワーも複数設置されているので、海水でベタついた体をさっと流してから部屋に戻ることができます。
ホライゾンプール(デッキ16船尾)~景色の良いアウトドアプール~
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ホライズンプールは船の後方(船尾)に位置する屋外プールです。デッキ16の一番後ろにあり、サイズは小さめですが開放感抜群で眺めの良さが魅力です。周囲にはデッキチェアが並び、特に夕方までは日光浴や景色を楽しむ大人の乗客が多く利用しています。夜になるとプールはライトアップされ、バーエリアではDJイベントなどが行われることもあり、ロマンチックな雰囲気になります。
ホライズンプールはベリッシマの中で最も小さいプールですが、その分落ち着いて過ごせる穴場的存在です。水深は約1.4~1.6m程度あり、こちらも見た目に反して意外と深いので子どもや泳ぎが苦手な方は注意が必要です。利用者がメインプールほど多くないため、ゆったり泳いだり静かに水に浸かってリラックスしたい時に向いています。実際、「大人は涼しげで景色も良い半屋外のホライズンバー付近で過ごすのがおすすめ」という声もありました。
周辺設備:景色を楽しめるホライズンバー
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ホライズンプールには専用のバー「ホライズンバー」があります。半屋外のオープンスペースにあるバーで、開放的な景色を眺めながらドリンクを楽しめます。メインプールに比べて人が少なめなので、バーテンダーと会話をしながらゆっくりお酒を味わう…といった大人の楽しみ方もできます。特に夕暮れ時、沈む夕日をバックに飲むカクテルは格別でしょう。プール自体が小さいためプールサイドのシャワーやデッキチェアの数は限られますが、必要な設備はひと通り揃っています(タオル交換はメインプール側で行う形になります)。
グランドキャニオンプール(デッキ15中央)~屋内プール~
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グランドキャニオンプールはデッキ15中央にある屋内プールです。アトモスフィアプールと隣接する位置にあり、透明な屋根(マグドーム)が付いたエリアなので天候の影響を受けにくいのが特徴です。プール名のとおり内装が渓谷のようなテーマになっており、周囲にソファやラウンジチェアが配置されていてくつろげる空間になっています。プールのすぐ横にもジャグジーが設置されており、水遊びする子ども達を近くで見守りながら大人は温まる…という使い方もできます。
水深は約1.3~1.4mとベリッシマのプールの中では最も浅めですが、それでも大人の腰から胸くらいの深さがあります。10メートル程度の長さの小規模なプールなので、本格的に泳ぐというよりは子ども達がバシャバシャ遊んだり、大人も軽く浮かんでリラックスするような用途に向いています。特に寒い季節に強い味方で、冬のクルーズでは「屋外は寒くて入れないけど屋内プール一択!」といわれるほど人気でした。実際、冬の航路では昼間でも屋内プールが人でいっぱいになるほど混み合うことがありますので、譲り合って利用しましょう。
営業時間も他のプールより長めで、夜23時頃まで開放されていました(※状況によりますが、他の屋外プールは20時頃でクローズになる日が多かったようです)。ただし遅い時間帯は安全のためプール本体はネットが張られて利用不可となり、隣のジャグジーのみ利用可能となっていました。夜に「ちょっと温まりたい」という時は、この室内プール横のジャグジーに行くと良いでしょう。
周辺設備:室内プールの快適設備
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グランドキャニオンプール周辺には、プールに隣接するジャグジーのほか、ソファ席やデッキチェアが多数あります。プールで遊ぶお子さんをソファに座って眺めつつ休憩できるので、家族連れにはありがたい空間です。
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室内なので風が冷たい日でも比較的暖かく過ごせますし、プールサイドにはシャワーも完備されています。バーに関してはこの室内プール専用のカウンターはありませんが、すぐ隣が前述のメインプールエリアなのでアトモスフィアバーが近くにあり、ドリンクを注文することができます。小腹が空いた時も、すぐ近くのビュッフェレストランやアイスクリームバーを利用すればOKです。
アリゾナ・アクアパーク(デッキ19船尾)~充実のウォータースライダー~
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アリゾナ・アクアパークはデッキ19船尾にあるウォーターパークエリアです。3本の本格的なウォータースライダーがそびえ立ち、海抜80mの空中吊り橋「ヒマラヤンブリッジ」も設置された、スリル満点のアクティビティエリアになっています。洋上でもっとも爽快で刺激的なアクアパークと謳われており、大人も子どもも思いきり楽しめる人気スポットです。
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スライダーは長さや形状の異なる3種類があり、小学生くらいから大人まで滑走可能です(身長制限あり)。スライダー用の浮き輪も現地に用意されています。さらに小さなお子様向けには、膝下ほどの浅いキッズプールや水遊び用の遊具もあります。ボタンを押すと勢いよく水が降ってくる仕掛けや、水鉄砲のようなおもちゃもあり、子ども達はずぶ濡れになって大はしゃぎ間違いなしです。プールというよりは水遊び広場といった感じなので、泳げない小さな子でも安心して遊べます。
このアクアパークエリアにもバーが1ヶ所併設されており、その名も「アリゾナバー」と言います。滑り台で遊んで喉が渇れればすぐに飲み物を買えるので便利です。基本的に監視スタッフは常駐していますが、スライダーや吊り橋を利用する際は安全のため係員の指示に従いましょう。混雑時には利用時刻の予約や順番待ち整理券が必要になる場合もあります(特にヒマラヤンブリッジはハーネス装着のため受付が必要なことがあります)。
ジャグジー(泡風呂)情報 ~各所にある温水浴槽~
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MSCベリッシマには複数のジャグジー(泡風呂式の温水プール)が設置されています。いずれも腰ほどの深さの丸い浴槽で、スイッチを押すとブクブクと泡が出てマッサージ効果がある温水風呂です。定員はだいたい6~8名程度ですが、皆でゆったり浸かれるよう比較的広めに作られています。
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ジャグジーの場所は主に2か所のエリアに分かれています。ひとつは中央プールエリア(デッキ15-16)、もうひとつは船尾プールエリア(デッキ18)です。中央エリアのジャグジーは、デッキ15のグランドキャニオンプール脇に2基ほどと、その上階デッキ16にも階段で上がった先に2基設置されています。上階デッキ16のジャグジーは天井がガラス張りで空が見える開放的な場所にあり、かつ意外と存在に気づかれにくいためかいつも空いていて狙い目です。人混みを避けてのんびりしたい大人の方にはこのデッキ16ジャグジーが特におすすめです。
もうひとつの船尾エリアには、デッキ18のホライズンプール近くにジャグジーが2基あります。こちらも見晴らしがよく、プール利用者で混雑しがちなデッキ15のジャグジーに比べると比較的利用しやすい傾向です。プールで冷えたらすぐ温水に浸かれるよう、プール⇔ジャグジーを行き来しながら遊んでいる方も多いです。実際、小さなお子さん連れの家族も「プールで遊んではジャグジーで温まり…をローテーションして楽しんだ」という声がありました。
水温は先述のとおりお湯に近い暖かさで、ずっと入っているとのぼせるほど熱くはない絶妙な温度です。冬のクルーズでは特に重宝され、寒風に震えた体をジャグジーで「あったまる~!」とリラックスしている子ども達の姿も見られました。なお、ジャグジーの泡は一定時間で自動停止しますが、側面にあるボタンを押せば再度稼働します。止まってしまった時は遠慮なく押してみましょう(再起動すると他の利用者から感謝されること請け合いです)。
プール周辺施設
プールで遊ぶ際に知っておくと便利な設備やサービスについてまとめます。バーやタオル、シャワーなど、快適に利用するためのポイントです。
プールサイドバーでドリンクを楽しもう
ベリッシマには全部で20箇所ほどバーがありますが、その中でもプール周辺にはプールサイドバーが配置されています。メインプール横のアトモスフィアバー、船尾プール横のホライズンバー、ウォーターパーク内のアリゾナバーが主なプールエリアのバーです。いずれも水着のまま利用でき、カウンターで注文すればカクテルやビール、ジュースなどを購入できます。クルーズ代金にドリンクパッケージを付けている場合は追加料金を気にせず楽しめますし、単品購入も客室カードでサインするだけなので気軽です。
バーではアルコール以外にソフトドリンクや子ども向けのノンアルコールカクテルも豊富です。暑い日にプールサイドで飲む冷えたビールや南国風カクテルは最高ですし、遊び疲れた子どもにフルーツジュースを買ってあげるのも良いですね。メインプール付近には有料のジェラート(アイスクリーム)バーもあり、本格イタリアンジェラートを楽しむこともできます。プールに入らなくてもバーだけ利用して景色を眺めている乗客もいるほどで、「泳がずともプールサイドの雰囲気を味わう」贅沢な過ごし方もできます。
タオルの貸し出し・交換場所
プール利用時のタオルは船側で用意してくれます。ただし、市民プールのように現地で借りるのではなく、客室に備え付けのプール用タオル(大判の茶色いビーチタオル)を自分で持って行くシステムです。客室には人数分のプールタオルが最初から置かれており、通常2枚ずつ程度準備されています。プールに行く際はそれを持参し、遊んだ後はそのタオルで体を拭いてから部屋に戻ります。
濡れてしまったタオルは、プールサイドのタオルカウンターで新しい乾いたものと交換してもらえます。交換所は主にメインプール横(アトモスフィアバーの隣)にあり、スタッフに渡せばその場で替えのタオルを手渡してくれます。また、客室清掃の際にも使用済みタオルを床に置いておけば交換してもらえます。いずれの場合も交換は常に1枚と引き換えで、新しいタオルだけを追加でもらうことはできません。必ず部屋から持って行ったタオルと交換する形になりますのでご注意ください。
重要なのは、タオルを無くさないことです。プール用タオルは客室番号で管理されており、紛失すると1枚あたり約20ドルの弁償代が後日請求されてしまいます。遊び終わったら部屋に持ち帰るのを忘れず、デッキチェアに置きっぱなしにしてどこかへ消えてしまった…なんてことのないようにしましょう。特に風で飛ばされて海に落ちたり、他の人に間違って持って行かれたりしないよう、使わない時はバッグに入れて管理するのがおすすめです。実際に「いつの間にかタオルが1枚消えてしまいヒヤッとしたが、幸い請求はされなかった」といった体験談もあります。何があっても自分のタオルは死守するつもりでいましょう!
シャワーと更衣設備について
各プールの近くには簡易シャワーが設置されています。プールサイドにある丸いボタン式のシャワーで、水着のまま塩水を洗い流すためのものです。特に海水プールの場合、上がった後にそのままだと肌がベタベタしがちなので、さっと真水を浴びておくと快適です。屋外プールエリアではデッキの端などに何基か並んでおり、誰でも自由に使えます。シャンプーなどはできませんが、水で流すだけでも体がさっぱりしますよ。
更衣室やロッカーは船内プールにはありません。基本は客室で着替えてから来て、遊んだ後は部屋に戻ってシャワーを浴びる流れになります。水着のまま移動する際は、上からパーカーやラッシュガードを羽織ったり、バスローブや大判タオルを巻いたりすると良いでしょう。客室にはバスタブはありませんがシャワーが備わっていますし、どうしても湯船に浸かりたい場合はジャグジーをお風呂代わりに利用する手もあります。部屋に戻る前にプールサイドのシャワーで塩気だけでも流しておくと、部屋のシャワーを浴びるまで体が冷えにくく快適です。
快適に楽しむコツ
最後に、MSCベリッシマのプールを思い切り楽しむためのポイントや豆知識をご紹介します。季節や用途に合わせて上手に使い分け、クルーズならではのプールライフを満喫しましょう!
- プールを使い分けよう
ベリッシマには複数のプールがあるので、その時の気分や状況に合わせて選ぶのがおすすめです。例えば、大勢で盛り上がりたい時やイベントを楽しみたい時はメインのアトモスフィアプールへ。ゆっくり泳ぎたい・静かに過ごしたい時は人の少ないホライズンプールやデッキ16の静かなジャグジーへ。天候が悪い時や肌寒い時は屋内のグランドキャニオンプールで遊ぶ、といった具合にそれぞれの特徴を活かしましょう。 - 季節・航路による注意点
クルーズの行き先や時期によってプールの利用状況は変わります。夏の暖かい航路では屋外プールが大人気ですが、冬や北へ向かう航路では屋外プールは寒くてほとんど使えないこともあります。実際、冬の日本発着クルーズでは屋外プールに入っている人はほとんどおらず、代わりに屋内プールやジャグジーに人が集中しました。北海道周遊など寒冷な航路では、屋外プールの水自体が抜かれクローズしているケースすらあります(安全のためや凍結防止の措置)。反対に南国寄港地に近づき気温が上がってくれば再び屋外プールが再開されることもあります。乗船前に旅程の気候をチェックし、「この日は寒そうだからプールは屋内だけにしよう」など柔軟に計画を立てると良いでしょう。 - 寒い時期の対策
気温が低い日のプール利用はちょっとした工夫でぐっと快適になります。まずジャグジーを有効活用しましょう。泳いで体が冷えたらすぐ隣の温かいジャグジーに浸かって体温を戻す、という風に交互に楽しむと風邪をひきにくいです。特に屋外プールの場合、上がって風に当たると一気に冷えるので、上がったらバスタオルで体を包みつつジャグジーへ直行するのがおすすめです。また、デッキチェアに座っている時も身体が冷えないようバスローブや上着を羽織る、防水の履物(ビーチサンダル)を履いて足元の冷えを防ぐ、といった工夫も有効です。なお、強風の日はスライダーが予定より早く中止になったり、プール自体がクローズされることもあります。安全第一ですので、無理せず天候に応じて判断してください。 - ビーチチェア&カクテルで極上リラックス
プールで泳ぐのはもちろんですが、プールサイドでのんびり過ごすのもクルーズならではの贅沢な時間です。お気に入りのドリンクをバーで手に入れたら、デッキチェアに寝転んで青空と海を眺めてみましょう。照りつける太陽の下、波しぶきを聞きながら飲むトロピカルカクテルは最高ですし、夕暮れ時には潮風を感じながらゆったり読書なんていうのも素敵です。船によってはプールサイドで音楽ライブや映画上映が行われることもあるので、そうしたイベントに合わせて席を陣取るのも良いですね。小さなお子さん連れなら、片手にアイスクリームを持って親子で甲板に寝そべるだけでも旅の思い出になります。タオルを敷いて日光浴したり、写真を撮ったり、プールサイドは遊泳以外の楽しみ方も盛りだくさんです。
まとめ
MSCベリッシマのプールは、家族連れから大人まで誰もが楽しめる設備が充実しています。海水を使ったプールならではの開放感や、大型客船ならではのウォータースライダーなど、船上とは思えない体験ができるでしょう。屋外プールと屋内プールが両方あるおかげで天候に関係なく遊べますし、ジャグジーで温まりながらリラックスすることもできます。プールサイドにはバーやシャワー、タオルサービスなど必要なものが揃っているので、クルーズ初心者でも安心です。
ぜひ本記事のポイントを参考に、MSCベリッシマのプールを存分に楽しんでください。暑い日は日焼け対策を万全に、水深が深いプールでは浮き具の準備をお忘れなく。タオルの管理だけ注意していれば、あとは思い思いにクルーズの非日常的なプール体験を満喫できるはずです。青い海原に囲まれたプールで泳ぐ贅沢や、デッキチェアで味わう至福のひとときを、ぜひ家族みんなで味わってくださいね。楽しいクルーズライフを!