【2025年最新版】モバイルバッテリー禁止航空会社まとめ

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近年、機内でモバイルバッテリー(いわゆる携帯用充電器)を使用したり充電したりすることを禁止する航空会社が増えています。

リチウムイオン電池を内蔵するモバイルバッテリーは便利な反面、発火や爆発のリスクが指摘されており、安全確保のため各社が対応を強化しているのです。

本記事では2025年3月以降の最新情報にもとづき、主な航空会社の機内モバイルバッテリー使用・充電禁止の対応状況をわかりやすく解説します。

目次

規制一覧(最新情報)

2025年3月1日

・シンガポール航空機

機内でのモバイルバッテリー使用・充電を全面禁止(※4月1日より実施)

2025年3月1日

・エバー航空(台湾)

機内でのモバイルバッテリーおよび予備バッテリーの使用・充電を全面禁止

2025年3月1日

・チャイナエアライン(台湾)

機内でのモバイルバッテリー使用・充電を全面禁止

2025年3月1日

・韓国系航空会社(大韓航空・アシアナ航空など)

機内でのモバイルバッテリー充電を禁止(韓国国土交通省による新たな安全規制)

2025年3月15日

・タイ国際航空

機内でのモバイルバッテリー使用・充電禁止

2025年4月1日

・ベトナム航空

機内でのモバイルバッテリー使用・充電禁止(安全対策の一環)

2025年4月1日

・スクート

機内でのモバイルバッテリー使用・充電禁止

2022年3月2日

・中国南方航空

モバイルバッテリー(充電用パワーバンク)は必ず機内持ち込み手荷物で携行(預け入れは不可) 。

容量100Wh以下は申告不要で持ち込み可能で、100Wh超〜160Wh以下は事前に航空会社の承認が必要(最大2個まで持ち込み可) 。160Whを超える大容量モバイルバッテリーは機内への持ち込み自体が禁止。

なぜこの規制が導入されるのか?

背景にはやはり「安全性の懸念」があります。

リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリーは、万が一不良品だったり故障したりすると過熱・発火しやすいのです。

実際、各国でモバイルバッテリーが原因とみられる機内火災事故が報告されており 、2025年1月末には韓国・エアプサン機の離陸前に客室頭上の荷物棚から出火する事故も起きました 。

幸い大事には至りませんでしたが、こうした事例を受けて「飛行中のモバイルバッテリー利用は禁止しよう」という流れが強まっています。

機内でスマホ等をモバイルバッテリーで充電している最中に発火したら大変ですから、各社とも乗客の安全第一の措置を取っているわけですね。

また、リチウム電池は国際的な危険物規制の対象でもあります。そのため多くの航空会社では、もともとモバイルバッテリーは預け入れ手荷物に入れず機内持ち込み必須というルールがあります 。

機内に持ち込む分には問題ありませんが、「飛行中に使うのはリスクが高い」ということで、さらに一歩進めて使用・充電自体を禁止する動きが広がっているのです 。

モバイルバッテリーは飛行機対応のものを選ぼう!

機内での使用・充電が禁止される航空会社が増える中、モバイルバッテリー自体の機内持ち込みにも一定のルールがあります。飛行機での旅行が多い方は、「飛行機対応」のモバイルバッテリーを買っておくと安心です。

モバイルバッテリーの機内持ち込み条件

モバイルバッテリーは、ワット時定格量(Wh)が一定の条件を満たす場合のみ、機内への持ち込みが認められています。

機内持ち込みの条件

• リチウムイオン電池が内蔵されたモバイルバッテリーは、ワット時定格量が160Wh以下の場合のみ機内持ち込みが可能です。

• ワット時定格量が不明な場合は、160Whを超える場合と同様に、機内持ち込み・お預けともに不可となります。

• ワット時定格量が100Whを超え160Wh以下のリチウムイオン電池(バッテリー)は、2個まで機内持ち込みできます。

モバイルバッテリーの取り扱い

• モバイルバッテリーは予備電池とみなされるため、お預けはできません。

• 衝撃が加わった際に発熱・発火する恐れがあるため、必ず機内持ち込みの荷物に入れておきましょう。

• モバイルバッテリーなどの予備バッテリーは短絡(ショート)しないよう、個々に保護しておいてください。

モバイルバッテリー機内持ち込みの注意点

• 詳細な条件は航空会社によって異なる場合がありますので、必ずご利用される航空会社の規定を事前にご確認ください。

旅行を快適にするためにも、規則を守った上で安全な旅を楽しみましょう!

まとめ

機内でモバイルバッテリーが使えなくなるのは旅行者にとって少し不便かもしれません。

しかし、安全のために各社が設けた大事なルールなので、搭乗時にはしっかり遵守しましょう。

今後、ここで紹介した以外の航空会社でも同様の措置が取られる可能性があります。

渡航前には利用予定の航空会社の最新情報をチェックしておくことが大切です。

また、機内ではもう充電できないと考えて、搭乗前にスマホやタブレットなど必要なデバイスは十分に充電しておくことをおすすめします。

安全で快適な空の旅を楽しむためにも、新しいルールに注意して備えましょう。

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この記事を書いた人

SNS・インターネットサービス・CahtGPTなどのAI・AIエージェントやガジェットについて色々と興味のあるものを比較・分析して、独自の視点でご紹介しています。

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