MSCベリッシマ ドレスコード&ダイニング完全ガイド

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初めてのクルーズ旅行、特にMSCベリッシマに乗船する際に気になるのが「夕食時のドレスコード」と「ダイニング(食事)」ですよね。せっかくの豪華客船、できれば楽しみ尽くしたいものの、「毎日おしゃれしなきゃいけないの?」「レストランとビュッフェ、どっちを使うべき?」など疑問も多いはず。

本記事では、初心者の方に向けて、MSCベリッシマのドレスコードとダイニングのポイントを徹底解説します。実体験に基づいた裏技やアドバイスも満載ですので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

ドレスコードって食事のためだけ?必要性と実情

クルーズ船のドレスコードは主にディナー時(夕食)に適用されるルールです。「ドレスコード=夕食会場の雰囲気作り」と考えてOKですが、初めてだと「本当におしゃれして行くべき?」「みんなそんなに着飾っているの?」と不安になりますよね。ここではドレスコードの重要性と実際の様子についてまとめます。

おしゃれをしてレストランに行くべき?

結論から言うと、メインレストラン(ディナー会場)で食事をするなら、その日のドレスコードに沿った服装をした方が雰囲気を楽しめます。 フォーマルナイト(エレガントナイト)など特別な夕食会では、皆さんドレスアップして非日常をお互いに演出します。その場に普段着のままだと自分だけ浮いてしまい、せっかくの雰囲気を味わい損ねる可能性があります。
とはいえ、強制ではありません。ベリッシマは実際にカジュアル船なので、ドレスコードの縛りもゆるく、フォーマルの日に短パンとTシャツという年配のおじさまもいらっしゃいます。どうしても嫌ならビュッフェで食事をする手もあります。要は「自分が楽しむため」におしゃれして行くという感覚で大丈夫です。

実際にどれくらいの人がドレスアップしてるの?

「とは言っても周りがカジュアルなら自分も浮きたくない…」と心配になりますが、実際に自分が2回参加した経験からは、6〜7割の乗客がドレスコードを守っている感じです。多くの方はきちんとドレスアップして夕食に臨んでいます。
例えばフォーマル指定の日なら男性はスーツにネクタイ、女性はワンピースやドレスなど結婚式のゲスト程度の服装が一般的で、それで十分雰囲気に馴染めます。タキシードやイブニングガウンのような本格派は一部ですが、逆にフォーマルの日は、デニムや短パンなどラフすぎる装いはあまり見かけません。

フォーマルの日は一番ドレスコードを守って参加する人が多い印象を受けました。はやり、せっかくおしゃれをしてディナーを楽しむ貴重な機会ですから、みなさんしっかりとおしゃれをして参加しています。

毎日ドレスコード対応の服装をする必要はある?

毎晩フォーマルに着飾る必要はありません。 ドレスコードが厳格に指定されるのは、クルーズの期間によって異なりますが、フォーマルナイトやテーマイベントの日だけで、その他は「カジュアル」指定の日がほとんどです。MSCベリッシマの場合、ドレスコードは以降に適用される感じなので、日中はTシャツや短パンでも全く問題ありません。フォーマルナイトの日でも夕方までは普通の服装で過ごし、ディナーに合わせて着替えるという人が大半です。

したがって毎日ドレスアップする必要はなく「特別な夜だけおしゃれする、他の日は動きやすい格好でOK」というスタンスで大丈夫です。どうしても気乗りしない場合は、フォーマルナイト当日にビュッフェで食事を済ませるという選択肢もあります。その場合フォーマルな服装は不要ですし、ドレスコード日に色指定があっても気にせず普段着の人も一部いました。要は、自分の無理のない範囲でドレスコードを「楽しむ」ことが大切です。

ドレスコードの種類と楽しみ方

MSCベリッシマではクルーズ中にいくつかのテーマ別ドレスコードが設定されることがあります。せっかくなら全力でイベント気分を楽しみたいですよね。

ここでは主なドレスコードの種類と、その楽しみ方のコツを紹介します。(※開催されるテーマはクルーズ日程によって異なります。フォーマルナイトは大体ありますが、クルーズの期間によって異なります。ドレスコードは前日の船内新聞にで判明します。)

  • エレガントナイト(フォーマルナイト)
    クルーズで最も格式高いディナーイベントです。男性はスーツにネクタイ(可能ならタキシードや蝶ネクタイも◎)、女性はワンピースやドレスなどエレガントな装いで参加します。小さなお子さんもジャケットやドレスで着飾っていることが多く、船全体が結婚式会場のような華やかさです。
    この夜のメインダイニングのディナーは特別メニューで、ロブスターのグリルなど豪華料理が登場します。実はロブスターは2匹オーダーすることが可能で、「トゥーポーション」というと、ロブスターを2皿貰える場合もあります。船内各所にカメラマンが配置され、プロによる記念撮影も行われます。特別な夜にふさわしい一張羅で存分に楽しみましょう。
  • ホワイトナイト
    船内イベントの定番で、その名の通り服装のテーマは「白」です。乗客はみんな白系の服を着てディナーやパーティーに参加します。上下真っ白が理想ですが、難しければトップスだけ白でもOK。夜には天候に応じて、デッキ6かデッキ15でホワイトパーティーが開催され、大盛り上がりになります。ぜひ白い服を準備して、一体感を楽しんでみてくださいね。
  • イタリアンナイト
    MSCはイタリアのクルーズ会社だけあって、イタリアンナイトも盛り上がります。ドレスコードはイタリア国旗の赤・緑・白のいずれか1色を身に着けること。例えば赤いネクタイや緑のスカーフ、白いシャツなど一部に取り入れるだけでOKです。当日のディナーはピザやパスタなどイタリア料理が中心になり、レストランではスタッフと乗客全員でナプキンを振り回すパフォーマンスも!まるで本場イタリアのフェスタのような雰囲気を味わえます。
  • トロピカルナイト(フラワーグローリー)
    南国風のパーティーナイトです。花柄のシャツやワンピースなどカラフルな服装がドレスコードになります。「フラワーグローリー」と案内されることもありますが、要するにハワイアンシャツやリゾートワンピでOK。多くの人がハイビスカス柄など派手めの装いで集まるので、自分も少し派手なくらいが丁度いいですよ。南国ムード満点の音楽やイベントが開催されることもあり、リラックスしたお祭り気分が楽しめます。
  • カジュアルナイト
    特別な指定のない日は基本的にカジュアル(平服)指定です。乗船初日や寄港地観光で忙しい日などはこのカジュアル指定が多く、Tシャツや普段着で問題ありません。ただしディナー会場では水着やパジャマ、ビーチサンダルなどはNGなので、最低限のマナーは守りましょう。カジュアル指定の日は気楽な服装で過ごしつつ、ディナーではリラックスして食事を楽しんでください。自分は最低でもポロシャツくらいは着るようにしていました。

豆知識:ドレスコードは、基本的には事前資料に載っていません。翌日のドレスコードは、前日の夜にキャビンに配られる船内新聞で初めて知ることになるので、急な準備にならないよう白シャツやワンポイントの小物など汎用性の高いアイテムを用意しておくと安心です。

メインレストラン vs ビュッフェ:どっちで食べる?

クルーズ船での食事は大きく分けて、決まった時間にコース料理を味わう「メインレストラン(ダイニング)」と、好きな時に行って好きなものを取れる「ビュッフェレストラン」の2種類があります。

MSCベリッシマでは、この二つを上手に使い分けることで、食事とイベントの両方を快適に楽しむことができます。それぞれの特徴を比較してみましょう。

メインレストラン(着席ディナー)ビュッフェ(ブッフェレストラン)
食事の時間夕食時間は固定制。
通常は入替え制で、17:30~と20:00~など乗船時に時間が割り当てられます。
各自、自分の指定時間に指定席でコース料理をいただきます。
営業時間内なら自由。
いつでも食事できるので、ショーやイベントに合わせて前後に食べることも可能。
雰囲気とドレスコードフォーマルで落ち着いた雰囲気。
ウェイターによる給仕があり、ゆったりと食事を進められます。
ドレスコード指定日には正装の乗客が集うため特別感があります。
逆にラフすぎる服装だと浮くかも?
カジュアルで開放的。
セルフサービスで好きな席に座れます。
ドレスコード指定日でも普段着で問題なく利用できるので、
イベントや寄港地観光でバタバタしている日も気軽に立ち寄れます。
料理とサービスコース料理をフルサービスで提供。
前菜・メイン・デザートと順番に給仕されます。
フォーマルナイトにはロブスターなど特別メニューも登場し豪華。
多彩な料理を食べ放題。
和洋中さまざまな料理が日替わりで並び、自分の好きなものを好きなだけ取れる。
高級食材は少ないが種類豊富。
水やコーヒーなど無料ドリンクも。
利点特別感と優雅さ
非日常のディナー体験が味わえる。
スタッフのおもてなしも手厚く、誕生日など特別な日にはサプライズ演出も。
イベント性
フォーマルナイトには記念写真サービスやテーマに合わせた演出がある。
自由度が高い
寄港地観光やショーで帰りが遅くなっても時間の融通が利く。
気楽さ
ドレスコードを気にせず利用でき、家族連れでも好みの料理を各自選べる。
混雑はあるが回転が早い
留意点時間に制約がある
指定された時間に行く必要があり、約1時間程度のコース料理に付き合う。
ショーと時間が重なる可能性も。
席は円卓か個別
テーブルは8人程度の円卓になるか個別のテーブルになるか場合によって違います。
料理の好み
前菜・メインディッシュ・デザートなどそれぞれ3種類くらいの中から選べます。
混雑する時間帯がある
19時前後は特に混むので、ずらす工夫が必要。
賑やか
ゆっくり静かに食事を味わいたい場合は不向きかも。
イベント感は薄め
フォーマルナイトでも通常営業。

どちらを選ぶ?シーン別の使い分け

クルーズ中は、シーンに応じてレストランとビュッフェを賢く使い分けるのがおすすめです。例えば「今日はフォーマルナイトで特別なディナーを堪能したい」「誕生日をお祝いしたい」という日はメインレストランで優雅に過ごすのが◎。一方、「寄港地観光で戻りが遅くイベントの開始時間に間に合わない」「予約したショーの時間とレストランの時間が被っている」「今夜はカラオケに参加したい」という日はビュッフェでさっと食事を済ませると時間の融通が利きます。

実際、イベント満載の終日航海日などはビュッフェ中心にして、落ち着いて食事を楽しみたい日はレストラン利用…という具合に、皆さん臨機応変に選択しています。

夕食時間の変更はできる?

乗船前に割り当てられた夕食時間が合わない場合、乗船後に変更をお願いできることもあります。例として「初期設定が20:30と遅すぎたで、乗船後に17:30開始に変更してもらえた」という声も。
変更したい時は、乗船後レセプションに相談してみましょう。ただし希望通りに行くかは空き状況次第なので、「どうしてもこの時間は無理!」という時だけダメ元で聞いてみると良いでしょう。

ドリンク&スナック活用術 ~賢くお得に飲食を楽しむ~

クルーズ船での飲み物や軽食も、ちょっとした工夫でより快適になります。ここではドリンクパッケージのメリット無料で楽しめるおやつ客室への持ち帰り術など、知って得する活用術を紹介します。

  • ドリンクパッケージをフル活用
    クルーズ中は追加料金なしでアルコールやソフトドリンクが飲み放題になるドリンクパッケージを利用すると、一流ホテルでオールインクルーシブのサービスを受けているような気分が味わえます。これがあると、バーやレストランで値段を気にせず好きな飲み物を注文できるのが最大の利点。特にメインレストランでは通常、水すら有料扱いになる場合もあるため、パッケージがあると夕食時にビールやジュースを追加料金なしで楽しめてお得です。
    また、船内の20箇所のバーに、いつでも自由に出入り出来るのはとても大きなメリットです。いつでも好きな時に自由にバーでくつろぐ事ができます。
  • バーで無料スナックをゲット
    小腹が空いたけど食事の時間でもない…そんな時はバーで一杯注文して、おつまみとしてポテトチップスを頼みましょう。バーは、ソフトドリンクやノンアルコールカクテルでも同様に楽しめるので、イージードリンクパッケージを活用すれば追加料金ゼロでおやつタイムを満喫できます。
  • 水やお茶を客室に持ち帰る方法
    キャビンでの飲み物は、ドリンクパッケージを購入していない人は、水筒を持参してビュッフェで水やコーヒーを汲んで、持ち帰る事ができます。
    ドリンクパッケージがある場合は、バーでボトルの飲み物(烏龍茶や爽健美茶、ミネラルウォーター)を受け取り、客室にストックしておくこともできます。

ショー・イベントと食事を両立!実践的アドバイス集

最後に、クルーズ生活をさらに充実させるための実践的なアドバイスをいくつか紹介します。

  • ショーやイベントとディナー時間の調整
    クルーズ船では毎晩、シアターでのショーやデッキパーティーなど魅力的なイベントが行われます。夕食の時間とショーの時間が被る場合もあるので、うまく調整しましょう。基本的に、早いディナーの人は遅い回のショー遅いディナーの人は早い回のショーを見ることが出来るようにスケジュールが組まれています。
    どうしてもフォーマルディナーとショーが重なってしまう場合は、その日に限ってビュッフェで早めに食事を済ませるのも手。何事も無理せず、「ショー優先の日」と「食事をゆっくり味わう日」をバランスよく決めておくとスムーズです。
  • メインレストラン利用のコツ
    夕食のメインレストランを利用する際は、クルーズカード(部屋のカードキー)を忘れずに。入口でテーブル番号や席時間を確認するために必要です。座席に着いたら、コース料理をゆっくり堪能する心構えも大事。配膳はやや時間がかかりますが、その分じっくり会話や食事を楽しめます。
    料理のリクエストは遠慮なくOK。人気のロブスターも2皿オーダー可能な場合があるので、遠慮せずスタッフに聞いてみましょう。
  • 船内フォトスポットを活用しよう
    MSCベリッシマには、ぜひ写真に収めたいフォトスポットがたくさんあります。その一つが有名なスワロフスキーの階段。きらびやかなクリスタルの階段は、フォーマルな装いで写真を撮ると最高に映えます。夜はいつもカメラマンも待機しており、プロ撮影も可能ですが、自分たちのカメラやスマホでも自由に撮ることも可能。
    また、ホワイトナイトのデッキやプールサイドなど、その日ならではの写真が撮れる場所も多いです。クルーズ中は意外とあっという間なので、「ここだ!」と思ったら迷わず撮影して、最高の思い出をたくさん残してくださいね。

まとめ ~自分らしくクルーズの食とファッションを満喫しよう~

最後に、本記事のポイントを簡単にまとめます。

  • 食事スタイルは無理なく選択
    メインレストランとビュッフェを上手に使い分け、自分達の予定に合った食事を。特別な夜はコースディナーで優雅に、忙しい日はビュッフェで気軽に済ませるなど、柔軟に楽しむことがポイントです。
  • ドレスコードは楽しんだ者勝ち!
    クルーズのドレスコードは「守らなきゃ…」と堅く考えるより、「せっかくだから非日常を楽しもう♪」くらいの気持ちで臨むと◎。完璧でなくても大丈夫。無理のない範囲で参加し、写真撮影やイベントを思い切り満喫すれば、それだけで素敵な思い出になります。
  • 時間と思い出の有効活用
    船内のショーやイベント、フォトサービスなどは、スケジュール管理と少しの工夫で全部楽しめます。食事時間の調整や事前計画をしっかり行い、ドレスアップした夜はフォトスポットで積極的に写真を撮りましょう。

初めてのクルーズでは分からないことも多いですが、本ガイドを参考にMSCベリッシマでの食事とドレスコードを思い切り楽しんでみてください。 きっと船上でのディナータイムが特別な思い出となり、クルーズ旅行の虜になることでしょう。準備を万全に、笑顔とともに素敵な航海をお過ごしください!

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この記事を書いた人

SNS・インターネットサービス・CahtGPTなどのAI・AIエージェントやガジェットについて色々と興味のあるものを比較・分析して、独自の視点でご紹介しています。

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