先日、LINEOpenChat事務局に、オープンチャットの現状と今後に関するお問い合わせのメールをお送りしていたのですが、なんと…!
なんと!回答が返ってきました!
今、一番気になるオープンチャットの現状の問題にかなり突っ込んだ内容だったので、回答が頂けないか、さすがに回答を頂いたとしてもすべての質問への回答はもらえないだろうと思っていましたが、今回メールでお問い合わせした24の質問のうち、24のすべての質問に回答をいただきました!
今回は、その24の質問と全回答を修正なしで全文掲載させていただきます!
それでは最後までお付き合いよろしくお願いします!
LINEオープンチャット事務局へのメールインタビュー全文掲載
日本でのリリースが遅れたのもこの問題が大きく関係しており、皆さまに安心・安全にご利用いただけるようポリシーや機能面などの整備をおこなっていたためです。
しかしながら対策が不十分だった点もございますので、今一度安心・安全な環境づくりに努めております。
どのようなサービスにもリスクは伴うものですが、オープンチャットで発生しうるあらゆるリスクに対応するため、現在機能面・ユーザー啓発面から安心・安全な環境づくりに努めております。従来のLINEの知人ベースのコミュニケーションを越え、誰とでも自由に話ができるという特性が、本来の形でコミュニケーション・生活の一助となることを願っています。
すでにご覧いただいているかと思いますが、安心・安全な環境づくりについての詳細は「安心・安全ガイド」に記載しております。
弊社としても“青少年保護”はサービス運営上最優先に考えておりますので、機能改善などを通して安心してLINEをご利用いただけるような環境づくりに努めてまいります。詳細はお伝えできかねるのですが、その方法・内容について現在社内で協議しております。
私たちの中で機能改善案の数は数百を超えており、気持ちとしてはすべて対応したいのですが、物理的に簡単には解決できない問題です。現在、安心・安全な環境づくりを最優先に考えつつ、順次対応しております。
お寄せいただいたご意見・ご要望を参考に、機能改善や啓発を通してできる限り皆さまの不満を取り除ければと思っております。
(年齢認証が出来ないアカウントに対して制限を掛ける理由としては、スマホを2台持っている人なら、オープンチャットで違反行為をする目的で2台目のLINEアカウントをFacebookを使ってつくり、2台目のスマホのLINEアカウントをオープンチャット専用にするのであれば、凍結を何回食らってもアカウントを作り直して何度でもオープンチャットに入ってくる可能性があるのではないかと考えるからです。)
“年齢認証をしていないLINEアカウントではオープンチャットは利用できない仕組みにする”というのも対処方法の一つとしての選択肢にあることは確かですが、そうすると、近年増えつつあるMVNOユーザーの一部がオープンチャットを利用できなくなってしまいます。このような理由から、容易に判断することはできず継続して協議をおこなっております。
この問題はオープンチャットに限らず、LINE全体で不適切なユーザーをどのように防ぐかという問題にも繋がりますので、弊社として常に課題意識は持っております。
オープンチャット特有の新しい事象も認識しておりますので、さらに強化をする形での対策検討をおこなっております。
弊社では独自の講演活動やワークショップ教材の開発などを通して、インターネットリテラシー教育もおこなっております。弊社の活動内容詳細はこちらのページからご確認ください。
おっしゃる通り、モニタリングの効率は下がっておりますがユーザビリティを優先しております。皆さまの利用状況を鑑みて総合的に判断してまいります。
現在のオープンチャットには、トークルームを維持していくために必要な最低限の機能を搭載しており、説明を読まなければ使用できないような画面設計にならないよう企画・開発された機能ではございますが、それでも使用方法が分からないという方のために「つかい方ガイド」等の説明をご用意しております。
より皆さまにオープンチャットをストレスなく快適にご利用いただけるよう努めてまいります。
また、検索機能だけがトークルームを探す方法ではないと考えており、カテゴリーによるものや、OpenChatの公式アカウントを通じて適切なトークルームへ誘導する方法など様々な方法を検討しております。
再開のタイミングでは前回の一般公開のときのような状況は避けたいと考えております。(ユーザーが殺到してしまうことに対し、管理者の皆さまが準備できなかった状況など)
そのため、事前に再開日時について可能な範囲で皆様へお知らせをするとともに、開放スピードについてもサーバー負荷だけではなく、各トークルームの状況、モニタリングの状況などを見ながら段階的におこなうよう計画中です。
実際に、日本人と日本在住の外国人の方が翻訳botを使いながら情報交換をおこなっているトークルームも確認されています。
あわせて、未成年保護の観点からトークルームのモニタリングとガイドラインの強化をおこなっております。
多くのご要望も皆さまからいただいておりますので、優先順位をつけながら対応してまいります。今しばらくお待ちいただければと思います。
ただし22のとおり、トークルームの単位での認定から開始いたします。1つのトークルーム内で特定のユーザーに対して公式マークを付けるといった機能については、現在検討中です。
「LINEの中にオープンチャットがあってよかった」と皆さまに思っていただけるよう、機能改善や運営をおこなってまいります。今後とも、LINEそしてオープンチャットをどうぞよろしくお願いいたします。
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